London
そもそもイタリアへ留学する前に学校を調べている段階ではイギリスとスイスとイタリアの三つの学校を候補にしていました。当時、イギリスの学校は東京のブリティッシュ・カウンシルというところで入学試験が受けられるというメリットがあったのです。
しかし人生初の社会人留学、行った先で学びについて行けるのか?という不安もありました。インターネット普及前夜のことですから言ってみないと分からないことだらけです。
「学校で落ちこぼれたときに救いになるものはなにか?」美しい景色と美味しいご飯があれば、きっと乗り切れる。むしろ、学業も食事もお天気もダメでは浮かぶ瀬がありません。
あまり前向きではない理由が決め手となってイタリアへ留学を決めたのでした。

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ミラノからロンドンまでは飛行機で約二時間、気軽に観光に行けると思うと世界有数の大都市だけについつい後回しになってしまいます。結局ロンドンには二、三回足を運んだ筈なのですが、まとまった時間をとることができず、消化不良のままとなりました。

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空港のパスポートコントロールではイタリアと違って根掘り葉掘り質問されるのに困惑しましたが、いざ訪れてみると落ち着いた雰囲気のリーズナブルな宿もあり(大学寮のホステルでした)、地下鉄も快適で楽しく散策できました。
残念なのは、名だたるミュージアムをじっくり鑑賞できなかったことです。

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食事は…朝ご飯は聞き及ぶとおり適当なボリュームで悪くないのですが、
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たまたま航空会社のCAをしていた友人に案内してもらったときのディナーは、友人がわざわざ「イギリスの普通のレストランだとこんなものだよ」というのを教えてくれる為に選んでくれただけあって「なるほど、美味とはいえないな…」という、お約束通りの経験となりました。

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こんなスケッチもあります: