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イタリア半島の南端の「かかと」はプーリア地方、「土ふまず」のあたりはバシリカータ地方になります。
細かく言うと、先に訪れた町マテーラもバシリカータ地方に入ります。
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このバシリカータ地方と「つまさき」のカラブリア地方、シチリア島あたりは古代ローマ時代以前にギリシャの植民地だった時代があるそうで、メタポントも町から離れた草原に古代神殿の遺跡がありました。
ローマでも神殿の遺跡は見ることができますが、あちらは古代ローマ人が作ったもので、メタポントに残る遺跡はギリシャからやってきた人たちがギリシャ式に作ったということですね。

「ヨーロッパの歴史って、本当にギリシャからローマ経由で広がったのだな」と、何となく肌で感じる風景でした。

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メタポントも大昔には相応に栄えた町だったのでしょうか。
現在は海辺の避暑地そのもの、という風情でした…
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こんなスケッチもあります: