Stockholm
スウェーデンの首都ストックホルムです。バルト海に面した港の町ですが,小島が連なるように陸地を形作っているからでしょうか「北欧のヴェネチア」という呼び名があるとか。
二十世紀初頭に作られたストックホルム市庁舎のたたずまいが水面に映る辺りに、ヴェネチア的な感じがあります(建築家がヴェネチアのサンマルコ広場を意識したそうです)。

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先に訪れたフィンランドは長くスウェーデン王国の支配下にあったそうですが、そのスウェーデンもまたかつてはデンマーク王家の領土だったそうです。
バルト海を挟んでドイツやポーランド、ロシアにも近いわけですが、そういわれると古い町並みにドイツの都市と通じる部分を感じます。
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風土や文化が似通った部分を持ちながらも独自の個性をもって隣国との違いを作っていくのか、あるいは民族の違いが結果的にそれぞれの国家を形成していくきっかけとなるのか、ヨーロッパの国々を見て歩く中で,日本では気づかなかったことに気づかされる瞬間があります…

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こんなスケッチもあります: