シチリア島の南西、徐々に本土から遠い方へ足を伸ばし、アグリジェントという町を訪れました。
駅前は近代化されたなかなか大きな町の印象でしたが、町から3キロほど離れた「神殿の谷」には古代のギリシア神殿がほぼ完全な状態で現存するそうです。
お昼時に町に着いたので、観光案内所も昼休み中でした。だいたいの検討をつけ標識を信じて遺跡へ向かいました。
「ここはギリシャか?」と思うほどしっかりたくさんの列柱や遺跡が目の前に広がっていました。
カラブリア地方(イタリア半島のつま先のあたり)を旅した折にもギリシア植民地時代の柱を見たことがありますが、あらためて文明のつながりを感じる光景でした。
カメラの角度によっては、遺跡と一緒にアグリジェントの町が望めるようです。
こんなスケッチもあります:
(c)labobabbo - イラスト素材 PIXTA -
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