住んでいた家のあるジョニジーニ広場からほど近いところに、不思議な庭園がひっそり隠れていました。
「スティッベルト」とフィレンツェの人が呼ぶ、人気のない、いつ開園しているのかもよく分からない(当時は、イタリアではよくある、改装修復中、ということだったようです)その庭園は、イギリス人とイタリア人の間に生まれたStibbertという資産家の屋敷跡でした。
Stibbertは世界各地の武具のコレクションを遺していて、公開されている屋敷の中でその一部を見ることができます。「日本の刀もあるよ」と係の人が教えてくれました。
当時は十分な手入れも行き届いておらず、見学できる範囲も限られていましたが、現在ではかなり充実した屋敷と庭園を見学できるようで、知る人ぞ知る穴場の観光スポットなのだそうです。
散歩の途中で庭園に入って、エジプト風の東屋がある庭園の池をスケッチしました。
こんなスケッチもあります:
(c)labobabbo - イラスト素材 PIXTA -